押すのではなく、
引っぱって逃げる!
緊急避難の際、「足の遅い方が本当に逃げ切れるか？」という疑問と、「車椅子を押して逃げることの大変さ」を目の当たりにし、ならばいわゆる「人力車や大八車」のように引くことはできないかとの発想から「人引車」を発案しました。
とりわけ狭い間隔で海と山に挟まれた地域にお住まいの方々の避難の難しさ、救助の大変さから、いかにして安全かつ楽に避難、救助ができるか、助けてもらえるかに着目した商品です。
ポールをたたんで上向きに固定すると、一般の車椅子と同じです。
緊急の際には、ポールを倒し前向きに伸ばせば「人引車R」に早変わりです！
乗り降りの際は、片方の突っ張り棒を元の（地面に対して垂直）位置まで戻し、その棒を手すり代わりにすることによりスムーズに乗降する事ができます。
「旅行には行きたい、でも観光地の移動は困難だし、迷惑もかけるから…」と、そんな心配から旅行を遠慮している高齢者や体の不自由な方へのレジャーアイテムとして御利用いただけます。
例えば、個人の場合には玄関先や門のそばに椅子として設置いただくことで緊急時には避難車に。また、地域の拠点に配置いただくことで緊急時の荷車としてご利用いただくことも可能です。
例えば、地元バスの待合所のベンチの代わりに「人引車」を複数台配置。通常はベンチとしてご利用いただき、緊急時には荷車として活用。
また、カスタマイズのご要望に応じ、椅子の下に緊急避難用用具を入れておけます。
当社では自社技術を生かして、「簡単に使えかつ役にたつモノを作り出すことはできないか？」をテーマに社内プロジェクトを発足。
そこで地震や津波など、災害時の避難の大変さを目の当たりにした私たちは、緊急時避難の名アシスタント「人引車®」の開発を決定。製造、提供へと開始いたしました。
実際に使用される方の御意見を伺い、より改良していく必要がある。そう考えた私たちは、より良い商品にするため皆様のご協力いただきたく、期間限定ではありますが、まずは無償にてご提供することを決めました。
無償提供なんて本当に？と思われるかもしれませんが。
その想いから始まった、押すのではなく引っ張る「人引車®」開発プロジェクト。
当社は製品の製造に必要な金属加工を社内で一貫して行うことが可能であり、技術力には自信があります。その技術力を活かすためにも、ご使用されるお客様の御意見をお聞し、日々改良させていきたいと思っております。
ご興味のある方、まずはお気軽にご連絡ください。
